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政府は国民救済を 淘汰は創造的破壊 |
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バブル崩壊経済危機? − 日本は初体験なれど古く市場経済の世界の常識! |
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投機ブームと崩壊の歴史は数百年溯り1637年蘭国チューリップ暴落1700年代英国南海会社バブルや仏国ジョン・ロー投機事件1800年代米国投機ブーム1929年の株価大暴落と連綿と続き現代のバブル処理も同じであり全ては資本主義下で市場経済システムが内包する基本的な特質であり通常の経済現象の一部である事を認識しなければならない。 |
| 無謀なバブル主体をあぶり出せ! |
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バブル崩壊は経済の調整が進展する過程(J.シュンペーターの言う「創造的破壊」)であり経済システムの中で無謀・無能な組織や個人があぶり出され淘汰され投機家や常軌を逸した金融機関や放漫経営の企業は全て排除されなければならず当事者には痛みを伴うが必要な調整過程であり経済にはプラスとなる。 この本来の正しい政策が指導者達は理解できず政府やIMFに保護されつつ無謀にも投機ブームを招きバブルを膨張させた経済主体即ち経済危機を招いた張本人である銀行や企業は救済され再建に向け努力強制されるも負担は罪無き従業員や一般国民にツケまわされ景気回復どころか不況をより深刻な物にしてしまう。 更なる問題は先進国の中で最も優秀な官僚を擁する日本と思われていたものの長年「政・官・財の癒着の構図」から今や公務員が無能な役人として国民に軽蔑されている事であるがバブル処理を適正に推進するにはこれら政府の適切な指導力発揮が必要不可欠であることも認識すべきであるが腐敗堕落した今の日本で可能や否や。 崩壊したバブルへの的確な対応は破綻した企業を救済する事ではなく経営方針を誤ったり投機に走った銀行や企業に自ら責任を取らせ排除する事で必然的な経済の調整過程を推進する事であり非難されるいわれなき国民の所得や雇用福祉を改善向上し消費と購買力を持続させるよう政策支援すべきであり他に逃げ道は無いと言う事だ。 現在はハーバード大学名誉教授であるJ・K・ガルブレイスの論説を多々引用させて頂いたが更に曰く事に現在バブルの最中である米国にこうした危機が波及した場合に当局が取るべき対応は同じであるとも触れているが YGBS の理念と当に重なる事を認め参考にしたいが今の日本の政策からは全く聞こえぬものの進路や如何に。 「みみずの戯言」 |
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日本経済新聞 1998年10月9日(金)の 経済教室より意見参照しました 当ウェブページご覧の皆様には是非上記原記事を読まれますようお勧めします。 |
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ハーバード大学名誉教授 J・K・ガルブレイス トロント大卒、経済学博士。 駐インド大使、米国経済学会会長など歴任。 著書に「不確実性の時代」「バブルの物語」など。 |
日本ではバカソネナニガシなる総理大臣が「総需要抑制政策」なるアドバルーンを上げて国民にひたすら貧しくなれと今なお継承されるは人類始まって以来の珍事であろうか未来永劫の笑い話の馬鹿馬鹿しい語り種か。 似たような無能な官僚も政治家も景気振興内需拡大とお題目だけでひたすら「公共投資」に情熱傾けついでに私腹も肥やしておるが如何に教育すればこのような人罪が育つのか国際的有名校の全く存在せぬ国の悲しさか。 国内では経済学者はまるで見当たらず無能な指導者達は頭を並べバブル育てる張本人をソフトランディングだのハードランディングだの更に引き伸ばして先送りこの先如何なる結果が待っているのか皆で渡れば恐くも無い馬鹿。 ガルブレイス曰く「ただ正しい政策が、ともすれば筋違いにみえることには注意を要する。」と・・・日本の馬鹿どもはガルブレイスの小便で面を洗って出直して来い。 「みみずの戯言」 |
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